札幌で「世界を旅するようなランチ」を楽しめる場所、それがJICA北海道(札幌)1階のレストランカフェ「地球こうさてん」。
街角タイムスby札幌市白石区のオリジナルコンテンツ「JICA飯」でもおなじみ。
今回は人気メニュー「タイ風グリーンカレー(税込900円)」を実食してきました。
まろやかでスパイシー、異国の香りが漂う一皿は、まさに札幌の中の世界食堂。本格スパイスと優しい味わい、そのすべてを紹介します!
JICA北海道「地球こうさてん」とは?
JICA(国際協力機構)北海道センターの1階にある「地球こうさてん」は、世界各国の料理を通して“国際理解”を広げるレストランカフェ。
店名の通り、ここはまさに「人と文化が交わる交差点」。
アジア・中東・アフリカなど、多様な国のランチが週替わりで登場し、食べるだけで世界を旅した気分にさせてくれます。
店内は木目調で明るく、窓際席からは紅葉の庭が見える落ち着いた雰囲気。

家族連れや学生、海外の方など幅広い層が訪れており、白石区とは思えない国際的な空気が漂っていました。
注文方法と価格
今回いただいたのは、人気No.14メニューの「タイ風グリーンカレー(736kcal)」。

税込900円とリーズナブルで、「ムスリムフレンドリー(ハラル対応)」の印がついています。注文はカウンターで食券を購入し、番号札(写真の“28番”)を受け取るスタイル。
28番の呼び出し機を受け取り席に座る事数分。

熱々のカレーが出来り上がりました!
ご飯は+50円で大盛りに変更可能。今回は迷わず大盛りをチョイスしました。
タイ風グリーンカレーの実食レポート!

グリーンカレー(ご飯大盛り)到着でございます。

ライスは大盛りをチョイス!

サラダも良い感じ!
テーブルに届いた瞬間、ココナッツミルクとレモングラスの香りがふわっと漂います。

カレーには色鮮やかな野菜赤・緑・黄のパプリカ茄子、竹の子、鶏肉がたっぷり。見た目も華やかで、食欲をそそります。

茄子。

パプリ、ピーマン。

鶏肉。

竹の子。カレーに入っているのは珍しいですよね。
スプーンを入れると、さらりとしたグリーンカレーの中からピリッとした辛さが広がり、後から優しい甘みとコクが追いかけてきます。
中辛より少し辛めの設定ですが、ココナッツミルクがうまくバランスをとっていて、辛いものが苦手な人でも食べやすい印象です。本場のグリーンカレーよりも日本人好みの味になっている感じがしました。
特に感動したのはナスのとろける食感と鶏肉の柔らかさ。スプーンで切れるほどホロホロで、口の中でスパイスと一体化するような味わい。

あっという間に完食でした!ご馳走様でした。
本場の香りと優しさの秘密
説明カードにはこう書かれていました。
「グリーンチリ、レモングラス、ニンニク、ナンプラー、ココナッツミルクと鶏肉で仕上げた、素朴な味わいのタイ式グリーンカレーです。」
つまり、化学調味料に頼らず、素材の香りで勝負する“やさしい辛さ”のグリーンカレー。
札幌の冬にもぴったりな、身体の芯から温まる味わいでした。
店内の雰囲気と過ごし方
窓際席からは、JICA札幌の庭に植えられた木々が見え、秋には紅葉が美しく映えます。
Wi-Fi完備・セルフ給水・お冷ありで、ゆったり過ごすカフェタイムにも最適。
職員、近隣の白石区民も多く利用しておりランチタイムは活気がありますが、13時過ぎには落ち着いた雰囲気になります。
アクセス・店舗情報
レストランカフェ 地球こうさてん(JICA北海道 札幌)
- 住所:札幌市白石区本通16丁目南4-25 JICA北海道(札幌)1F
- 営業時間:11:30〜13:30(ランチタイム)
- 駐車場:あり(無料・20台前後)
まとめ
札幌で異国の味を本格的に楽しめる「地球こうさてん」。
今回のタイ風グリーンカレーは、スパイスの香りとココナッツのまろやかさが絶妙で、価格・味・雰囲気すべてに満足できる一皿でした。
「食べながら世界を知る」そんな体験ができるのは、JICA北海道ならではですね。白石区ランチの新定番として、ぜひ一度訪れてみてください。
また次回の「JICA飯」もお楽しみに。

