幌市白石区で長年にわたり地域住民に親しまれてきた「コープさっぽろ菊水元町店」(白石区菊水元町6条1丁目8-21)が、2025年11月30日(日)をもって営業を終了します。
建物や冷凍設備の老朽化、そして売上の減少が閉店の理由とされています。実際に行ってみましたが建物の外観はとても老朽化している感じがしました。看板なども色あせていました。

同店舗は1970年代後半にオープンし、南7条・米里通と環状通が交わる利便性の高い立地にあります。
2階建ての建物の1階に「コープさっぽろ菊水元町店」、2階には「Can★Do菊水元町店」や歯科医院などが入居。これらのテナントも同日に営業を終了します。
地域に密着した中規模店舗として、長年にわたり日用品や生鮮食品の提供を続けてきました。
店舗の出入り口には3段ほどの階段とスロープが設けられており、札幌市民生協時代の面影を残しています。こうした昔ながらの造りのコープ店舗は、市内でも「元町店」(東区)など、今では数えるほどとなりました。
約半世紀にわたって地域の生活を支え続けた「コープさっぽろ菊水元町店」。閉店を惜しむ声が多く聞かれる中、今後この場所がどのように活用されていくのかにも注目が集まっています。
コープさっぽろ菊水元町店
札幌市白石区菊水元町6条1丁目8-21

